京都ゲストハウスブログ

【京都家族の宿】「プライベートレジデンス京都 天神町」

「プライベートレジデンスシリーズ」の京町家の中で、もっとも京都駅に近い宿をご紹介させて頂きます。

「プライベートレジデンス京都 天神町」がある京都市下京区天神町は、京都駅と地下鉄五条駅の間に位置します。地下鉄五条駅徒歩5分、京都駅徒歩11分と京都の中心地にありながらも、住宅街のため夜は大変静かな地域となっております。

こちらの宿はフルリノベーションした京町家です。京町家とは簡単に表現すると昭和25年より以前に京都市内に建てられた木造家屋のことを指します。つまり今から70年以上前に建てられた家となります。

京都市の条例では上記に加えて『伝統的な構造及び都市生活の中から生み出された形態又は意匠を有するもの』を「京町家」として定義しています。専門家でないとわかりにくい細かな定義がありますが、すごく古い木造家屋であっても、見た目が洋風に改装などされているものは京町家とは呼ばれません。

リノベーション!劇的なビフォーアフターその1
リノベーション ! 劇的なビフォーアフターその2

京町家の一般的なイメージはかなり渋い色合いの建物かと思いますが、「プライベートレジデンス」では親子で3世代で明るく楽しく泊まって頂きたいとの思いがありますので、白木の風合いをそのまま活かした外装となっています。オープン前などは通りがかりの方から、『何(料理)屋さんですか?』と尋ねられることがしばしばありました。

京町家を宿泊施設とする宿の多くは古めかしさを売りにされていますが、「プライベートレジデンス」では、伝統的な建築と安心安全・快適を詰め込んだエネルギー溢れる宿を売りにしています。私共は、生まれた子どもがドンドン成長していくように、これからお客様と一緒に歴史を刻んでいきたいと思い、日々運営させて頂いております。

宿の玄関口の上に軒行燈(のきあんどん)を配したことで、格式高い旅館のような顔つきになりました。行燈の側面に描いている⚫️が5つ集まったマークは、梅鉢紋(うめばちもん)と呼ばれるものです。町内に【文子天満宮(あやこてんまんぐう)】というお宮さんがあり、宮司様のお許しを得て、こちらの神紋を描かせて頂きました。

軒行灯と鍾馗様

【文子天満宮】は、菅原道真公を「天神」としてわが国で最初にお祀りした神社であることから、「天神信仰発祥の神社」と位置づけられており、所在地である天神町の名もこれに由来しています。実は日本初となるものが同じ町内にある凄い地域だったのです!まだオープンして1年の宿ですので偉そうには言えませんが、由緒あるこの地域で運営させて頂けることはこの宿の自慢の一つです。

文子天満宮さん

【文子天満宮】だけでなく徒歩圏内に素晴らしい場所がまだまだ沢山あります。またこの「プライベートレジデンス京都 天神町」のご紹介をさせて頂く時には、素敵なスポットを合わせてご紹介させて頂こうと思っております。

次回は、今回できなかった室内のご紹介をさせて頂きますので、楽しみにしていて下さい。

スタッフO

文子天満宮
■ 鎮座地:〒600-8184 京都府京都市下京区間之町通花屋町下る天神町400
■ 参拝時間:7時~19時
■ 電話:075-361-0996
■ Twitter:文子天満宮(あやこてんまんぐう)@ayakotenmangu

【京都家族の宿プライベートレジデンス 】
プライベートレジデンス京都 天神町